データで見るエネルギーの世界とトレンド-後編

前編の続きです。)

3.IoT技術を活用してエネルギーを可視化する

また最近のトレンドとして、IoTを活用する動きが見られております。

 

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)とは、従来はスマホやPC、プリンタ等のIT機器が接続されていたインターネットに対して、それ以外の様々なモノが接続することを意味しています。

IoTにより、センシングと通信機能を持ったモノがデータをアウトプットするようになる。例えば、照明が「今、ついているよ。」エアコンが「設定温度を1℃下げました」等、これらの情報がインターネットを介して色々な場所で活用される事が期待されています。

 

当社の製品であるamii(www.amii.co)もその一つです。

太陽光発電所に取り付ける『amii001』は、今あなたの発電所が〇〇kW発電している等の情報が、例え田舎の山奥にあろうが、手元のスマートフォンで見ることが出来ます。

また、需要家のスマートメーターや家電からデータを取得する『amii003』では、消費電力をリアルタイムに把握することが可能であります。

 

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このような技術の進歩により、エネルギーを可視化する時間軸が短くなり、リアルタイムで発電や消費の状況を把握する事が出来るようになっています。

 

少し話は難しくなりますが、このようなエネルギーの状況把握技術を活用し、安定的なエネルギー供給を実現するためのスマートグリッドという考え方が注目されています。

 

*参考図書: スマートグリッド入門 福井 エドワード (著)

http://www.amazon.co.jp/dp/4048682326

 

スマートグリッドとは、『従来からの集中型電源と送電系との一体運用に加えて、情報通信技術の活用によって太陽光などの分散型電源や、需要家の情報を統合・活用して高効率・高品質・高信頼度の電力供給システムの実現を目指すもの』として、経済産業省の中でも定義されています。

 

日本においても、横浜市や北九州市などで、経済産業省の大規模な予算の基でインフラ整備や機器の設置などスマートグリッド実証実験が行われていており、こうした技術を導入する事による経済的、社会的、環境的効果を検証しています。

 

まとめ

今回は、エネルギーのデータという観点で、データの取得の仕方や現在のエネルギー業界のトレンドについて、記事を書いてみました。

技術の進歩が進み、エネルギーデータを活用したビジネスが徐々に本格化してきています。

まさに、スマートグリッドビジネスの到来を感じます!

 

次回のブログでは、スマートグリッドビジネスについて、技術的な視点からブログを書いてみようと思います。

 

執筆者:AMII事業部データサイエンス・ラボ所長 小林

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