太陽光発電所の建設の流れ No.3

 

こんにちは!エネルギーインフラ事業部です。

太陽光発電所の建設の流れ シリーズの第3回目の更新になります。
前回の更新では、「 経済産業省で設備認定を取得する」 プロセスをご紹介しました。
1. 発電所を建設する土地を用意する。
2. 経済産業省で設備認定を取得する。
3. 電力会社へ協議を依頼する
4. 工事会社に開発工事を依頼する。

今回は、その次のステップ「電力会社へ協議を依頼する」流れを説明していきます。

「協議」とは
太陽光から得られたエネルギーを系統連系する際、系統の電力品質(電圧・周波数など)を確認し、
発電所設置者と電力会社が協調する必要があります。そのために行われるのが「(電力)協議」です。
この電力協議の様式は、電気事業連合会によって定められています。

低圧発電所か高圧発電所かで協議の仕方が変わってくるので、それぞれについて追っていきます。

低圧の場合

1.系統連系申込みをする
*系統連系申込みに際しては各電力会社で書式が異なるので注意する必要があります。
2.電力会社による申込受付  →  接続検討・系統連系工事設計
*系統連系工事を行う際、設置者は連系工事負担金を支払う必要があります。
3.電力供給可否の回答 → 回答の受領と契約締結
*ここまで接続検討期間 4ヶ月目安 契約を締結したら調達価格が決定します。
4.運用申合書の締結(設置者)・系統連系工事の実施(電力会社)
5.託送供給の開始
*託送供給 = 発電した電力を需要場所または電力会社の連系地点へ送ること

高圧の場合

1.事前相談依頼
2.電力会社から事前相談結果の受領
*1-2まで約1ヶ月
3.接続検討申込み
4.電力会社から接続検討の回答 → 接続検討結果の受領
*約2~3ヶ月
5.契約申込をする
6.電力会社による接続検討・系統連系工事の実施
7.電力供給可否の回答 → 回答の受領と契約締結
8.運用申合書の締結(設置者)・系統連系工事の実施(電力会社)
9.託送供給の開始

以上が協議の流れとなります。

再生可能エネルギーに関する制度の変更によって電力会社の対応が変わる可能性もあるので
資源エネルギー庁が定める制度(なっとく!再生可能エネルギー)もこまめに確認することをお勧めします。

系統連系申込みの様式は、管轄電力会社・発電所所在地(離島に建設する場合は別様式の場合も)によって異なります。
まずは発電所を設置したい場所を管轄する電力会社の支社に空き容量があるか確認し、電力協議を開始しましょう。

今回は低圧・高圧それぞれの協議の流れと注意点を説明しました。

次回は最終項「4. 工事会社に開発工事を依頼する」について連載をしていきます。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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