世界でも日本でも 伸び続ける太陽光発電導入量  

東日本大震災以降、日本ではFIT(固定価格買い取り)制度導入などが推し進められ、太陽光発電所の増設が図られてきました。もちろん、こうした動きは日本に限らず、世界中のトレンドとなっています。ということで、今回は太陽光発電の現在地を確認するために、日本と世界の太陽光発電の現状について特集したいと思います。

●太陽光の中心地はアジアに移動

2017年5月30日に、ソーラーパワー・ヨーロッパが発表したデータによると、2016年の世界の太陽光発電設備の新規導入量は前年比49.6%増の7660万キロワットと、2年連続で過去最高を更新しました。導入量最多の国は3450万キロワットで中国、2位にアメリカ、3位に日本、4位にインドと並んでおり、太陽光発電所の中心地はヨーロッパからアジアへと移りつつあります。

市場規模としましても、17年の新規導入量は5%増、21年末の累積導入量は16年比2.3倍に成長すると予測されています。

こちらの、2014年までの年間導入量、累積導入量のグラフを見ましても、太陽光発電市場の加速度的な拡大が見て取れると思います。

●伸びる中国 その背景は?

中国で太陽光発電所の設置が拡大している背景には、2011~2015年の開発方針・目標等を示した「再エネ発展第12次5カ年計画」の施行があります。この施策では、一次エネルギー消費に占める再エネの比率を9.5%に拡大することを目標にしており、国を挙げて、再生可能エネルギーの導入に力を入れています。最近でも、5月30日に、世界最大という出力40MWの水上設置型太陽光発電施設が完成させたなどその動きは続いています。

また、太陽光発電所導入の拡大に際し、太陽光発電機器メーカーもサンテックパワーやJAソーラー、インリーグリーンエナジー、トリナソーラーなどが世界中で、存在感を増しているのが現状です。

● 日本も依然、トップクラスの導入率

先ほど述べましたように、日本は新規導入数に関しては世界第3位に位置しています。それに加えて、16年の累積導入量シェアに関しても、14.0%のシェアを獲得しており、世界2位を維持しているなど、以前トップクラスの導入度だと言うことが出来ます。

また、米国の調査機関であるエネルギー経済・財務分析研究所(IEEFA)が公表した報告書によると、太陽光発電は、現在日本の電源構成の4%を占めていますが、改革を進めることで2030年までに12%まで高められると示されており、将来的にも太陽光発電市場の成長が期待できるそうです。

今後も、アジアを中心に成長が期待される太陽光発電業界から目が離せませんね。

 

 

 

 

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